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非常用発電機負荷試験の費用

2022.02.23(Wed)

FIRE EQUIPMENT MAINTENANCEBLOG

非常用発電機負荷試験の点検費用をお教えいたします。負荷試験費用の算出方法や必要項目、項目事にどういったことをするのか、また他の点検や試験の費用も比較していきます。

非常用発電機は、自家発電設備の中の1種類で一般的に、電力会社からの電力供給が途絶えた場合に、自動的に発電機を稼働させて発電を行うものです。この設備の点検は、年に1度法律で義務付けられており、その点検方法の一つとして、負荷試験という点検方法があります。負荷試験は実負荷試験(運転)と擬似負荷試験(運転)を総称したものです。なかでも、擬似負荷試験は近年の改正された法律でできた新しい点検方法で、その実用性と費用対効果の良さで注目をあびています。

目次

  1. 1.非常用発電機負荷試験の費用
  2. (1)負荷試験費用の算出方法
  3. (2)負荷試験の基本費用
  4. (3)負荷試験の基本費用以外の費用
  5. 2.非常用発電機その他試験の費用
  6. (1)負荷試験
  7. (2)内部観察
  8. (3)予防的保全策
  9. 3.非常用発電機の点検方法の選び方【まとめ】
  10. よくある質問

1.非常用発電機負荷試験の費用

非常用発電機の負荷試験の費用を知るために、見積もりを業者からいただいても、各項目は専門用語でわかりづらいですよね。

ここでは、負荷試験をの費用を算出するにあたり、各項目ごとのチェック項目と大まかな説明に加え、基本的な費用とそうでないものの費用を比較していきます。

面倒な相見積もりをせず、適切な業者選びをする上で必要な知識を手に入れましょう。

基本金額のみで点検可能←こちらをクリック

(1)負荷試験費用の算出方法

非常用発電機を負荷試験するにあたり、、費用を算出するためにチェックする項目は大きく分けて2つあります。

1.非常用発電機の概要
2.非常用発電機の設置場所

上記の事が分かれば、概算での見積もりは可能になります。
より詳細な費用の算出に関しては、参考写真のようなチェック項目を現場調査などを経てチェックすることとなります。


【非常用発電機の概要】
非常用発電機の外箱もしくは原動機に"銘板"と言われる銀色もしくは金色のプレートに下記のような情報が記載されております。

 防災用自家発電装置
 電圧220V  相数 三相3線
 周波数 60Hz  力率 0.8%
 燃料消費量38.8ℓ/h
 周囲温度-5~40℃ 
 製造者 株式会社東京電機

【非常用発電機の設置場所】
非常用発電機の負荷試験は負荷試験機という特殊な機材を用いて点検するため、駐車スペースから試験する発電機までの搬入経路が非常に大切になってきます。また、非常用発電機が付置されている場所は屋上や地下階が一般的であるため、設置場所による作業のしやすさも費用の算出に影響してきます。

実際の施工を通し非常用発電機の負荷試験を知る←こちらをクリック

(2)負荷試験の基本費用

非常用発電機の負荷試験の費用には、基本的にかかる費用というものがあります。
基本的な費用というのは各発電機の概要から推測できる、必要で変動しにくい項目になります。

【基本費用の内訳】
・人件費(*必ず有資格者でなければならない)
・負荷試験機費用(非常用発電機に負荷を与える機械)
・接続ケーブル(非常用発電機と負荷試験機を繋ぐケーブル)
・試験時使用燃料(試験時に使用する軽油や重油などの燃料の補充)
・点検結果報告書(試験時に測定された数値及び写真などを添付した報告書)

(3)負荷試験の基本費用以外の費用

非常用発電機の負荷試験の費用には、基本的にかかる費用以外の費用があります。
各社、基本費用に含まれるか、含まれないか特徴の出る項目で、非常用発電機の設置場所などにより変動しやすい項目です。

【基本費用以外の費用】
・交通費(高速やガソリン代)
・負荷試験機運搬費用(駐車場から非常用発電機までの運搬が困難な場所や階段使用時)
・現場管理費用(各社別、有資格者の配置など)
・ケーブル延長費用(負荷試験機を非常用発電機の近くに搬入できない場合の費用)
・試験時使用以外の燃料補充(非常用発電機の他の点検時に使用した燃料などの補充)
・負荷試験による故障及び修繕対応

2.非常用発電機その他試験の費用

消防法改正に伴い非常用発電機の点検方法には負荷試験の以外にも2つあります。

・内部観察
・予防的保全策

上記の点検方法は、あらゆるリスクがともなうため、非常用発電機が設置されている建物の性質状、点検を行うためのハードルが高く
また、施工金額も高いためおすすめ致しません。

4つの点検方法の内、おすすめするのは負荷運転の「擬似負荷試験」になります。

非常用発電機の負荷試験についての解説←こちらをクリック

(1)負荷試験

前述説明の通り、負荷試験(運転)には「実負荷試験」、「擬似負荷試験」の2種類があり、価格や管理面などのコストパフォーマンスからおすすめしているのは擬似負荷試験になります。
1度の点検費用が一番安い点検方法点です。よくある間違いで”無負荷運転”と混合されておられる方も見受けられますが、負荷試験機を用いて負荷を掛け、非常用発電機の動作確認を行うのが負荷試験になります。

点検金額 約9万〜

【メリット】
1. 発電機主要部が綺麗になる
2. 業者応対のため、点検まで時間がかからない
3. 点検時間が短い
4. 実質的なエンジンに負荷を与るため、非常時の実際の動作が担保される
5. 作業中に災害が発生した場合のバックアップ電源が取りやすい

【デメリット】
1. 業者選びが困難

実負荷試験と擬似負荷試験の違いを解説←こちらをクリック

(2)内部観察

1度の点検費用が一番高い点検方法です。車のエンジンで言うところの”オーバーホール”を指します。

点検金額 約100万〜

【メリット】
1. 発電機内部が非常に綺麗になる

【デメリット】
1. 非常にコストがかかる
2. 非常に時間がかかる
3. 毎年の見積もり金額が変わる
4. 実質的なエンジンに負荷を与えないため、非常時の実際の動作が担保されない
5. 作業中に災害が発生した場合のバックアップ電源が取りづらい

内部観察についての詳しい解説←こちらをクリック

(3)予防的保全策

1度の点検費用は比較的低いが、発電機の部品交換は毎年増減するため費用の変動が激しく、建物の維持管理の観点からはおすすめできません。
予防的保全策の点検項目は、各非常用発電機メーカーによって推奨されているものがあり、その通りに点検する必要があります。
そもそもメーカーによっては、自社の施工班でしか点検ができない非常用発電機メーカーがあり、その場合、点検費用は高額になります。

点検金額 約10万〜

【メリット】
1. 発電機の部品が非常に綺麗になる
2. 各部品の劣化を確認できる
3. 比較的低価格な点検

【デメリット】
1. 時間がかかる
2. 毎年の見積もり金額、発電機メーカーによって金額が変わる
3. メーカー対応のため、部品の納期などに時間がかかる
4. 実質的なエンジンに負荷を与えないため、非常時の実際の動作が担保されない
5. 作業中に災害が発生した場合のバックアップ電源が取りづらい

予防的保全策についての詳しい解説←こちらをクリック

3.非常用発電機の点検方法の選び方【まとめ】

各点検及び試験の違いについて、費用の面からもご理解いただけたかと思います。
それぞれ、正しく点検すれば消防法で定められた点検方法ですので法律を守ることはできます。
しかし、毎年費用のかかることですので施設の管理者やオーナー様はコストパフォーマンスや費用面を意識されることだと思います。
本記事のメリットとデメリットをご確認の上、点検方法をお選びください。

「記事も読み、色々な人に聞いたけど点検方法を選択できない、わからない」という方には、コストパフォーマンスやリスクの少ない
【擬似負荷試験】をおすすめいたします。

よくある質問

負荷試験の費用についてよくある質問

Q. 点検資格は?
A. 擬似負荷試験を行うには資格が入ります。現在(2022年2月)、消防法に指定の資格の明記はありませんが
有資格者であらなければならないことは事実です。具体的には、消防点検資格者及び電気主任技術者などです。

Q. 試験作業時間は?
A. 作業時間は非常用発電機の概要や設置場所により変わりますが、平均2時間から3時間です。

Q. 雨でも試験可能ですか?
A. 多少の雨なら、雨養生を行い試験を続行しますが、前日から雨と分かっていたり、豪雨場合はやむを得ず作業は中断します。

Q. 点検時の騒音や排煙は大丈夫ですか?
A. 擬似負荷試験は非常用発電機に負荷を与えるため、非常用発電機からのエンジンの動作音は聞こえます。排煙は始動の10秒間は黒煙が上がりますが
残りの数時間は白煙に変わります。通常、非常用発電機が設置されている場所や、その建物の性質上、音や匂い煙などが近隣に影響を与えるとは考えにくいが
隣地との距離が近く、近隣の方にご迷惑をかける恐れがある場合、あらためてご挨拶とご説明に上る必要があると考えます。

Q. 作業内容
A. 人員は最低2名で点検を行い、負荷試験機と非常用発電機をケーブルで繋ぎ試験を開始します。非常用発電機の規格に合わせた10%から30%までの負荷を
規定の時間与えます。その後、清掃や確認、点検済シールを貼付し作業を終えます。

Q. 点検報告書はどうするの?
A. 点検結果報告書は出来上がり次第、管理者及び施設オーナ様にお渡しいたします。1年に1度の総合点検の際に他の消防設備の点検報告書に同封してお渡しください。
他の消防設備の点検報告の提出を点検業者に依頼している場合は、点検業者にお渡しください。

消防設備点検も非常用発電機の試験もできる業者←こちらをクリック

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