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非常用発電機の設置基準等をご説明します。

2022.02.12(Sat)

FIRE EQUIPMENT MAINTENANCEBLOG

非常用発電機の設置基準等をご説明します。

皆さん、こんにちわ
本日は非常用発電機の設置基準についてです。火災時に正しく起動できる容量を満たしているかを証明するための計算式などにも触れていきますので為になるかと存じます。是非見てください!

他にも、自火報設備は非常用発電機に付置しても大丈夫なのかや、発電機の入れ替え時期になった場合を想定した状態で最初の設置位置を決めたほうが良いなど、さらに
実は基本的に防災用は一般用負荷に比べて出力容量に余裕を持たせた計算で設置しないといけなかったりします。ですが何故このようにするのかや計算方法についてはあまり分からない方が多いと思います!!
ですので今回はこれらの内容のご説明をしたいと思います!

必見ですので是非見ていってください!!

目次

  1. 1.発電機の設置基準について
  2. 出力容量の考え方についてご説明します。
  3. 2.非常用発電機と接続できる防災負荷
  4. (1)自火報設備は非常用発電機に接続できない!?
  5. 3.非常用発電機の入れ替え(更新)時の注意点
  6. (1)設置当時と現在では出力容量の計算式が異なります
  7. 4.屋内設置の非常用発電機の場合
  8. 5.ちなみにですが設置している基礎寸法が足りなくなる恐れもあります。
  9. 6.発電設備の出力算出方法解説書(消防庁予防課監修)様式-1
  10. (1)発電設備の出力算出方法解説書(消防庁予防課監修)様式-2
  11. (2)発電設備の出力算出方法解説書(消防庁予防課監修)様式-3
  12. (3)発電設備の出力算出方法解説書(消防庁予防課監修)様式-4
  13. (4)発電設備の出力算出方法解説書(消防庁予防課監修)様式-5
  14. (5)発電設備の出力算出方法解説書(消防庁予防課監修)様式-6
  15. まとめ

1.発電機の設置基準について

発電機の設置には出力容量、使用用途、設置する地域により関係法令があります。

電気事業法、消防法、建築基準法、大気汚染防止法(大防法)が関わりのある主な法令となります。

ここでは設置目的に合わせて法令について記載しています。

出力容量の考え方についてご説明します。

出力容量の考え方として

防災型非常用発電機に紐づいている負荷設備(消火栓ポンプやスプリンクラーなど)が

火災時に正しく起動できる容量を満たしているかを裏付ける計算式です。



一般用負荷の容量計算と異なる点は

消防法の計算では、火災時に消火栓ポンプやスプリンクラーが同時起動する前提のうえ

設置する非常用発電機が容量を満たしているかとなります。



そのため防災用途の非常用発電機の方が

一般用負荷に比べて出力容量に余裕を持たせた計算になります。


一般負荷(防災用以外のバックアップ電源)のみに使う場合の容量選定は

お客様任意の設置となるため、起動のタイミングをずらしたり

必要最小限の負荷に絞るなど容量を節約することができます。

2.非常用発電機と接続できる防災負荷

消火栓ポンプ
スプリンクラー
非常用エレベーター
非常用照明
防災用排煙機

消火栓ポンプはモーターの始動方式の確認が必要です。

じか入れ式、スターデルタ、トップランナーかを確認します。

始動方式により容量選定が変わります。

(1)自火報設備は非常用発電機に接続できない!?

自火報設備は

すぐに火災を知らせる用途から、内燃機関を使う非常用発電機には

始動まで10~40秒の時間を要するため除外となります。

3.非常用発電機の入れ替え(更新)時の注意点

非常用発電機の入れ替え(更新)をご検討されるお客様の多くが

建物竣工当初に設置されている非常用発電機を入れ替えるケースが大半です。

建物の耐用年数と非常用発電機の耐用年数が異なるため

20~25年を経過した非常用発電機は、重大な故障や補修部品の調達が出来なくなるなど

安全上の観点からも入れ替えを計画されます。

(1)設置当時と現在では出力容量の計算式が異なります

消防法の改正に伴い出力容量の計算式はシビアになっています。

25kvaの非常用発電機を設置している場合

現在の消防法に即した容量計算を行うと、多くは30~35kvaの容量選定になります。

詳しくは非常用発電機に接続されている防災負荷により変動をします。

4.屋内設置の非常用発電機の場合

屋内設置の場合には

非常用発電機の出力容量が大きくなる⇒選定する発電機によっては

パッケージサイズが離隔を取れなくなる場合が出てきます。

この場合はパッケージタイプではなく、オープンタイプに変更をして対応します。


出力容量が大きくなるのは、屋内換気量の問題も出てきます。

屋内換気量が足りない場合は

防火扉の形状変更や換気扇の設置など、発電機室の改修により対応をします。

消防申請や発電機選定、発電機の入れ替えでご相談も承っております。

5.ちなみにですが設置している基礎寸法が足りなくなる恐れもあります。

発電機の容量が大きくなると、パッケージサイズも比例して大きくなります。

設置場所によっては基礎寸法が足りない場合が出てきます。

6.発電設備の出力算出方法解説書(消防庁予防課監修)様式-1

(1)発電設備の出力算出方法解説書(消防庁予防課監修)様式-2

(2)発電設備の出力算出方法解説書(消防庁予防課監修)様式-3

(3)発電設備の出力算出方法解説書(消防庁予防課監修)様式-4

(4)発電設備の出力算出方法解説書(消防庁予防課監修)様式-5

(5)発電設備の出力算出方法解説書(消防庁予防課監修)様式-6

まとめ

お疲れ様でした。

今回も少し難しい内容になりましたがいかがでしたでしょうか?
消防庁予防課監修の資料を引用しておりますがこちらも理解には時間がかかるかと存じますが計算はできるかと存じます。
是非、計算が必要な際はお使いくださいませ!!

今週はここまで!!来週もご安全に!!

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